April 7, 2006

インドネシア及びラオスにおける、水利施設集水域の社会経済的影響についての調査分析

日本農林水産省から受託し「平成18年度効率的な農林業経済協力に関する社会経済状況の変動予測に係る検討調査委託事業」の実施を行いました。

農林水産省ではインドネシア国ワイジェパラ地区、及びラオス国タゴン地区の2地域において、「ストックマネージメント」の導入が可能かどうかの評価を行う、「効率的な農林業経済協力に関する予防保全計画の適合性に係る検討調査」を実施しました。ただし、東南アジアの水利施設全般において、上流集水域での社会経済活動の活発化により、水利施設に貯水される水質や水量に著しい影響がある点が指摘されています。そのため、同調査と平行して、途上国におけるストックマネージメント手法確立に寄与することを目的とし、調査対象水利施設の上流集水域における社会経済的な状況の調査検討を、本事業で実施しました。

以下から報告書がダウンロードできます。

報告書構成

要約、地区状況の写真


1.序章 
2.インドネシア ワイジェパラ地区上流集水域


3.ラオス タゴン地区上流集水域
4.次年度以降作成予定の保全対策マニュアル構成案及び 次年度以降の事業実施計画に関する提案
5.付記:インドネシア、ラオス両国における農業用水の集水域保全対策について


添付資料