March 24, 2010

日本と韓国の水価格

OECDからの依頼を受け、プロマーがAWARIのジェームズ・ニッカム博士と共同で、日本と韓国の水利組織と政府の補助、水価格に関するレポートを執筆しました。

OECDでは、世界的な食料増と水資源の逼迫を鑑み、農業におけるより持続的な水資源管理を目指し、各国の農業における水利コストと水価格(ウォータープライシング)における調査を実施、農業における水価格の有効性についての検討に資するため、2010年に報告書「農業における水資源の持続的管理(Sustainable Management of Water Resources in Agriculture)」をとりまとめました。(参照:OECDのプロジェクトサイト

プロマーとAWARIはOECDからの委託を受け、このプロジェクトの一環で日本と韓国の現状の水利システムや水利コスト、公的支援の仕組み、水利費と水価格に関して調査研究を行いました。

以下から報告書がダウンロードできます。

James E. Nickum and Chisa Ogura, Asian, 2010, Agricultural Water Pricing in Japan and Korea, OECD, Sustainable Management of Water Resources in Agriculture

報告書構成
要約
1.研究の目的と日本と韓国の背景事情
2.日本と韓国の水利における水供給コストの要素
3.国別のケーススタディー
4.日本と韓国の最近の水価格(ウォータープライシング)に関する調査研究のレビュー
5.政策的結論