May 23, 2012

Asiafruit Magazine掲載のプロマーアナリストによる日本の輸入野菜の増加に関する報告

2012年2月発行のAsiafruit Magazineでは、当社のアナリストであるアンドリュー・ランバートが輸入野菜に対する国内需要の高まりについてレポートを執筆しています。記事では、昨年の大震災の影響が後を引いていることと合わせ長期的な人口の動向が輸入野菜の需要増加に与える影響を検証しています。

古くから日本市場は主に国内産野菜の供給に頼ってきました。しかし国内の食料自給率が減少し続ける一方で輸入野菜が総消費量を占める割合は1990年の9%から2011年の25%というように上昇しています。

このような日本の輸入野菜の伸びは以前より予見されていましたたが、2011年3月の東北の大震災は予想外の痛ましい状況も引き起こしました。地震による津波は何千ヘクタールもの農地を洗い流し、また福島原子力発電所事故から放出された放射性物質が周辺の県の作物と土壌から検出されています。震災の後に出された農産物への出荷規制や東北産の農産物に対する消費者の敬遠傾向は1年を経た今でも日本の野菜市場に影響を与えています。

記事全体はこちらよりご覧いただけます。(英文のみ)
日本の輸入野菜の増加